SSL Certificate
提供: fukudat.net
自分が管理しているサーバーのSSL証明書を更新する手順(覚書)。
値段が安いので、SSLストア で購入。
購入手順
- https://www.ssl-store.jp/ にログイン。
- 上部の「証明書」メニューをクリックして、「証明書購入」をクリック。
- タブでブランドを選んで (FujiSSLが最安で 1,100円/年)、「新規」または「更新」をクリック。
- 指示に従って、決済を完了する。
Private Key & CSR作成
CSR = Certificate Signing Request のこと。認証局に送る、証明書の発行のリクエスト。
ランダムなデータがあると良いので、適当に作る。例えば、
$ dd if=/dev/random of=random.dat bs=1k count=16384
秘密鍵 (private key) を作る。XXXXX はコモンネームで置き換える。
$ openssl genrsa -rand random.dat -des3 2048 > XXXXX.key.pem 16777216 semi-random bytes loaded Generating RSA private key, 2048 bit long modulus ....................+++ ...+++ e is 65537 (0x10001) Enter pass phrase: # パスフレーズを入れる Verifying - Enter pass phrase: # もう一回
秘密鍵がパスフレーズ付きでできた。
次に CSR を作る。
$ openssl req -new -key XXXXX.key.pem -out XXXXX.csr Enter pass phrase for XXXXX.key.pem: # さっき入れたパスフレーズを入力する ----- Country Name (2 letter code) [XX]:JP # 日本はJPかな State or Province Name (full name) []:Tokyo # 自分の住んでる都道府県 Locality Name (eg, city) [Default City]:Minato-ku # 自分の住んでる都市 Organization Name (eg, company) [Default Company Ltd]:fukudat.com # 自分の会社名とか苗字とか Organizational Unit Name (eg, section) []: # 何も入力しなくて良い Common Name (eg, your name or your server's hostname) []:XXXXX # コモンネーム。この証明書を作るので、間違えないように。 Email Address []: xxxxx@xxxxx.com # 自分のメールアドレス Please enter the following 'extra' attributes to be sent with your certificate request A challenge password []: # 何も入力しない An optional company name []: # 何も入力しない
これで CSR ができた。
証明書の発行
作成したCSRの中身をコピーバッファにコピーして、SSLストアのCSR入力ボックスにペーストする。 すると、すぐに証明書がダウンロードされる。
もしサーバーがクラッシュしたりして秘密鍵を壊してしまったら、同じ手順で新しく CSR を作り直せば、いつでも再発行してもらえる。
パスフレーズつき秘密鍵のパスフレーズ解除
$ openssl rsa < XXXXX.key.pem > XXXXX.key
これで web server をリスタートするたびにパスフレーズは不要。ただし、ファイルの permission に充分注意する。
証明書・秘密鍵の配置
Ubuntuの場合、以下のpathに配置する。owner, permission に注意。
ls -l /etc/ssl/certs/fukudat.net.crt /etc/ssl/private/fukudat.net.key -rw------- 1 root root 2319 Feb 1 19:14 /etc/ssl/certs/fukudat.net.crt -rw------- 1 root ssl-cert 1679 Feb 1 19:23 /etc/ssl/private/fukudat.net.key
apacheの設定ファイル (/etc/apache2/site-available/default-ssl.conf) がこれらのファイルを参照していることを確認する。
証明書の中身の確認
openssl x509 -in XXXXX.crt -text -noout
WWWの有無両方で同一の証明書を使用する
認証ファイルへのアクセスURLは「www」の有り無し両方のURLにアクセスした状態での確認が必要です。
- http://www.example.com/.well-known/pki-validation/fileauth.txt 又は
- https://www.example.com/.well-known/pki-validation/fileauth.txt
及び