Angular
Angularを使ったweb application作成の備忘録
Install
Mac OS
brew で node.js, npm をインストール.
$ brew install npm
npm で angular/cli をインストール.
$ npm install --global @angular/core
Upgrade to version 7 or later
https://www.techiediaries.com/updating-angular-cli-projects/ を参考。
Version 7.x.x にあげる場合、以下を実行する。
$ ng update @angular/cli@7 @angular/core@7
最新版にあげるなら、
$ ng update @angular/cli @angular/core
コマンドリファレンス
プロジェクトを新規作成
$ ng new "アプリケーション名" $ cd "アプリケーション名"
カレントディレクトリの下に "アプリケーション名"というディレクトリができる. src/app/ ディレクトリの下にソースコードのテンプレートが作られる.
コンポーネントを作る
https://angular.jp/cli/generate を参照。
$ ng generate component コンポーネント名
src/app/コンポーネント名 ディレクトリの下にソースコードのテンプレートが作られる.
例えば、HelloWorld という名前のコンポーネントを作ると、src/app/hello-world というディレクトリが作成され、その下に hello-world.component.{ts|html|css|spec.ts} というファイルが作られる。 これらのファイルを src/appの直下に作りたい場合は,--flat オプションを付ける.
サービスを作る
https://angular.jp/cli/generate を参照。
$ ng generate service サービス名
src/app ディレクトリの下にソースコードのテンプレートが作られる.
例えば、FileSystem というサービスを作ると、src/appディレクトリの下に file-system.service.{ts|spec.ts} というファイルが作られる。
開発用サーバーを起動する
https://angular.jp/cli/serve を参照。
$ ng serve
デプロイ用にビルドする
https://angular.jp/cli/build を参照。
$ ng build --base-href='/デプロイするサーバー上のpath/' --prod --aot
dist ディレクトリの下のファイルをサーバー上にデプロイする.
追加機能
rxjs
Angular アプリケーションから、外部の ajax サービスを呼び出すライブラリ。
アプリケーションディレクトリに移動して、以下のようにインストール。
$ npm install rxjs rxjs-compat
src/app/app.module.ts に以下を追加。
import { BrowserModule } from '@angular/platform-browser'; import { NgModule } from '@angular/core'; // ↓追加 import { HttpClientModule } from '@angular/common/http'; // ↑追加 import { AppComponent } from './app.component'; @NgModule({ declarations: [ AppComponent, ], imports: [ BrowserModule, // ↓追加 HttpClientModule, // ↑追加 ], providers: [], bootstrap: [AppComponent] }) export class AppModule { }
Material
テーブルとかポップアップとかアニメーションとかを使いたい時は、https://material.angular.io/ の get started にしたがって angular/material をインストール。
$ npm install --save @angular/material @angular/cdk @angular/animations
src/app/app.module.ts に使いたいモジュールを追加。
import { BrowserModule } from '@angular/platform-browser'; import { NgModule } from '@angular/core'; // ↓追加 import { MatTableModule } from '@angular/material/table'; import { MatProgressSpinnerModule } from '@angular/material'; import { BrowserAnimationsModule } from '@angular/platform-browser/animations'; // ↑追加 import { AppComponent } from './app.component'; @NgModule({ declarations: [ AppComponent, ], imports: [ BrowserModule, // ↓追加 MatTableModule, MatProgressSpinnerModule, BrowserAnimationsModule, // ↑追加 ], providers: [], bootstrap: [AppComponent] }) export class AppModule { }
Tips
条件付き要素
ある条件が成り立っている場合にのみ表示される HTML要素が作りたいときは、*ngIf
を使う。
コンポーネントのスニペット:
... export class XxxComponent implements OnInit { flag: boolean; // この値が True のとき、要素が表示される。 ... }
テンプレートのスニペット:
... <div *ngIf="flag"> this.flag が true のときのみ表示 </div> <div *ngIf="!flag"> this.flag が false のときのみ表示 </div>
条件が相互に排他的な場合は容易に複数分岐が可能だが、switch文やif-else-if-else...のような多分岐を記述するのは簡単でない。
そのために、*ngIf
にはelse
を記述する方法が用意されている。
コンポーネントのスニペット:
... export class XxxComponent implements OnInit { data: string; // この値によって、表示するHTMLを切り替える。 ... }
テンプレートのスニペット:
... <div *ngIf="data=='A'; else ELSE_1"> this.data が A のときのみ表示 </div> <ng-template #ELSE_1> <div *ngIf="data=='B'; else ELSE_2"> this.data が B の時のみ表示 </div> </ng-template> <ng-template #ELSE_2> <div *ngIf="data=='C'; else ELSE_3"> this.data が C の時のみ表示 </div> </ng-template> <ng-template #ELSE_3> <div> this.data が A, B, C 以外の時のみ表示 </div> </ng-template>
繰り返し要素
コンポーネントの属性が配列(ここでは array とする)があった時、その要素ごとに HTML要素が作りたいときは *ngFor
を使う。
例えば、<list> (<ul>, <ol>)の中の<li>とか、<table>の中の<tr>など。
コンポーネント (xxx.component.ts) のスニペット
export class XxxComponent implements OnInit { array: SomeClass[]; // 繰り返しを作るデータ。型はなんでもよい。 }
テンプレート (xxx.component.html) のスニペット
<ul> <li *ngFor="let element of array">{{ element.field }}</li> </ul>
綺麗なテーブルはtable参照。