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[http://www.jma.go.jp/ 気象庁]の[https://www.jma.go.jp/jp/highresorad/ 高解像度降水ナウキャスト]のデータを元に、 | [http://www.jma.go.jp/ 気象庁]の[https://www.jma.go.jp/jp/highresorad/ 高解像度降水ナウキャスト]のデータを元に、 | ||
− | 特定の場所に「雨が降っているか」、「1時間後に雨が降りそうか」を判断して、Twitterに呟くボット群。 | + | 特定の場所に「雨が降っているか」、「1時間後に雨が降りそうか」を判断して、Twitterに呟くボット群。[[Category:How-To]] |
== 稼働中のTwitterボット == | == 稼働中のTwitterボット == | ||
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* [https://twitter.com/nowcast_tokyo23 東京都庁] | * [https://twitter.com/nowcast_tokyo23 東京都庁] | ||
* [https://twitter.com/nowcast_hz IBM箱崎] | * [https://twitter.com/nowcast_hz IBM箱崎] | ||
+ | * [https://twitter.com/nowcast_toyosu IBM豊洲] | ||
* [https://twitter.com/nowcast_ylab IBM大和研究所] | * [https://twitter.com/nowcast_ylab IBM大和研究所] | ||
* [https://twitter.com/nowcast_machida 町田駅] | * [https://twitter.com/nowcast_machida 町田駅] | ||
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== どうやって動いているか? == | == どうやって動いているか? == | ||
− | + | 気象庁の高解像度降水ナウキャストは、気象庁によると「レーダー観測に基づく5分毎の降水強度分布を表示します。また、黄色(右側)の時間帯には、5分毎の60分先までの降水強度分布の予測を表示します。」とのこと。 | |
この結果がウェブページ https://www.jma.go.jp/jp/highresorad/ 上に画像データとして表示される。例えば、東京都港区付近のデータは、 | この結果がウェブページ https://www.jma.go.jp/jp/highresorad/ 上に画像データとして表示される。例えば、東京都港区付近のデータは、 | ||
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に画像として記録される。ここで最初の YYYYMMDDhhmm は5分ごとのUTC時刻、2番目の YYYYMMDDhhmm 時点の予報である。 | に画像として記録される。ここで最初の YYYYMMDDhhmm は5分ごとのUTC時刻、2番目の YYYYMMDDhhmm 時点の予報である。 | ||
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− | + | この仮想的に大きな画像が、日本付近の東経100度〜170度、北緯7度〜61度の範囲を表しているので、1画素が 経度x緯度にして (170-100)/16384度 x (61-7)/16384度の範囲を表している。 | |
− | ( | + | (地図はメルカトル図法なので、緯度経度が直行しているのでこれで良い。このことから、1画素の南北方向の長さは約366m、横方向の長さは (緯度によって変わるが、北緯36度で計算して) 約384m ということになる。) |
− | 目的の場所の緯度経度から画像のピクセルが決まるので、そのピクセル値(色) | + | 目的の場所の緯度経度から画像のピクセルが決まるので、そのピクセル値(色)を読み取れば、降水の有無と降水量がわかる。5分ごとにその時刻で雨が降っているか、1時間後に雨が降るかを調べ、その内容を[[PerlによるTwitter_botの作り方]]に従って作ったbotで呟く。 |
− | + | なお、気象庁のサイトではこの降雨情報を含む画像に、地図データ(都心の例) | |
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+ | == ウェブアプリ == | ||
+ | https://fukudat.net/nowcast3 に主要なTwitterボットの最近の呟きを確認することのできるページを用意している。 | ||
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+ | 左上のメニューボタンを押すと、最近の天気の変化 (晴れから雨、雨から晴れ)がリストされる。 | ||
+ | アイコンを押すとその日時・場所の降雨の様子が表示される。 | ||
+ | [[File:nowcast-web.png]] | ||
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+ | [[Category:fukudat.net]] |
2020年6月14日 (日) 00:34時点における最新版
気象庁の高解像度降水ナウキャストのデータを元に、 特定の場所に「雨が降っているか」、「1時間後に雨が降りそうか」を判断して、Twitterに呟くボット群。
稼働中のTwitterボット
どうやって動いているか?
気象庁の高解像度降水ナウキャストは、気象庁によると「レーダー観測に基づく5分毎の降水強度分布を表示します。また、黄色(右側)の時間帯には、5分毎の60分先までの降水強度分布の予測を表示します。」とのこと。 この結果がウェブページ https://www.jma.go.jp/jp/highresorad/ 上に画像データとして表示される。例えば、東京都港区付近のデータは、
https://www.jma.go.jp/jp/highresorad/highresorad_tile//HRKSNC/YYYYMMDDhhmm/YYYYMMDDhhmm/36_30.png
に画像として記録される。ここで最初の YYYYMMDDhhmm は5分ごとのUTC時刻、2番目の YYYYMMDDhhmm 時点の予報である。 1枚の画像が256x256のサイズで、これが64x64タイルになっている (総画素数 16384x16384)。 この仮想的に大きな画像が、日本付近の東経100度〜170度、北緯7度〜61度の範囲を表しているので、1画素が 経度x緯度にして (170-100)/16384度 x (61-7)/16384度の範囲を表している。 (地図はメルカトル図法なので、緯度経度が直行しているのでこれで良い。このことから、1画素の南北方向の長さは約366m、横方向の長さは (緯度によって変わるが、北緯36度で計算して) 約384m ということになる。)
目的の場所の緯度経度から画像のピクセルが決まるので、そのピクセル値(色)を読み取れば、降水の有無と降水量がわかる。5分ごとにその時刻で雨が降っているか、1時間後に雨が降るかを調べ、その内容をPerlによるTwitter_botの作り方に従って作ったbotで呟く。
なお、気象庁のサイトではこの降雨情報を含む画像に、地図データ(都心の例)
- https://www.jma.go.jp/jp/commonmesh/map_tile/MAP_MASK/none/none/zoom9/290_240.png
- https://www.jma.go.jp/jp/commonmesh/map_tile/MAP_COLOR/none/anal/zoom9/290_240.png
- https://www.jma.go.jp/jp/commonmesh/map_tile/MUNICIPALITY/none/none/zoom9/290_240.png
を重ねて表示している。↓な感じ。レーダーの画像とは解像度が異なる。
ウェブアプリ
https://fukudat.net/nowcast3 に主要なTwitterボットの最近の呟きを確認することのできるページを用意している。
左上のメニューボタンを押すと、最近の天気の変化 (晴れから雨、雨から晴れ)がリストされる。 アイコンを押すとその日時・場所の降雨の様子が表示される。